ガジェ獣というほどでは断じてない

現在の身分上、および高校あたりの成績的な区分で言うと超がつく文系人間だがPCはじめガジェット類は結構な好物である。
のだが、専門的な知識はからっきしであり、すでに先人たちがしっかりとノウハウを残してくれているところに遅まきながら入っていってさもわかったような顔をしているタイプである。つまりはどのジャンルにも一定数以上いる他称中級者である。実態はお察し。

現在の執筆環境はThinkpad E130。Thinkpadと名のつくシリーズはこれが初めてだしLenovoの機械も初めてである。IBMだったころのThinkpadは、とか、7列キーボードじゃないThinkpadなんて… とか語る資格はない。それが可能っちゃ可能な年齢ではあるけれど。
超低電圧版だか知らないが仮にもCore i5を積んだモデル(i5-3317U、直販のE130に搭載可能な中では一番高いの)なのでWeb閲覧だの文章入力だのストリーミング動画再生だのといった作業ならまったくストレスを感じない。直前まで使っていたのがAtom Z520搭載機だったため恐ろしいほどの落差を感じる。いや、viliv N5はいい機械ですよ? iPadより軽いしPSPのケースに入るし。ただまあ、テキスト関係だけを扱っていてすら処理能力不足を感じる瞬間があることは否めない。だからこそ今回思い切ってE130をお迎えしたわけだ。


ところで先に申し上げておきますと俺はアンチ林檎であり、それも「かつて使っててここがクソだったからもう使わない、林檎はクソだ」というようなちゃんとした動機があるアンチ林檎ではなく、身近にいた信者があまりにもお脳の沸いた子だったゆえにアンチになった、いわば環境の生んだアンチ林檎であります。とはいえ人生で初めて触ったいわゆる家庭用「パソコン」(※言うまでもなくこの表記は嫌がらせです)はLC575だったし、その次に家に来たのがPowerMacのどれかだったりで林檎信者になれる下地はないこともなかったと思うんですけどね。えー、まとめると、俺はAppleストアでドヤ顔ハイタッチをしてる連中を見るたびに「ねえRAM Doublerないとまともに動かなかった時代のMacintosh知ってる?」「お前林檎で働いてる日本人であるからには最低でも漢字Talkくらい使ったことあるんだよな?」とかそういうクソ益体もないことを脳内で呟くようなタイプの残念な子です。

あの当時LC575のストレージは確か512MBとかでした。今ではその100分の1かそれよりも小さいくらいのUSBメモリに32GBとか64GBとか冗談のような大容量のデータがぶち込めます。進歩ってすごいことですね(投げやりなまとめ)