ワタぬきのミット

かつては名作として愛されていたのに今では… と誰もが口ごもってしまうような作品の代表例といえば『はじめの一歩』だと思うが(独断と偏見による断言)、その序盤、鴨川ジムに入会した直後の主人公一歩のトレーニングのためにジムの会長が彼にミット打ちをさせるシーンがある。初心者で左ジャブと右ストレートくらいしか知らない一歩をうまく乗せるために、適切な位置にミットを動かしてやるだけでなく、ワタの入っていないミットを使って当たったときに派手な打撃音が出るようにする、というエピソードである。当てやすいところにミットがあってしかも当たったときにいい音が出るとなれば選手はいい気分になる云々、という。

なんでそんな話をしているのかというと、このクソ益体もないダイアリーのページビューがえらくサクサク増えているからである。自分がなんとなくアクセスしているのがカウントされているのは当然としても、昨晩(正確には日付が今日に変わった深夜)記事を投げて寝て起きたらほぼ倍になっていた。倍といっても二桁だったのが三桁になったレベルではあるのだが。
どのページを見てもページビューが増えるような仕組みであるらしいが、ひょっとしてGoogleのロボットなんかのアクセスもカウントされているのだろうか? 別にページビューが増えたところでなんの恩恵もないけれど、なんとなく増えないよりは増えたほうが嬉しいと思うのは人情というものだろう。その昔FC2に細々記事書いてたときはびっくりするくらいアクセスが伸びなくてなんとなく物悲しい思いをしたものだし。
『はじめの一歩』じゃないが、これもダイアリー開設から一定期間のあいだだけサービスで増えやすく設定されているとかだったら面白いなあ、などとどうでもいいことを考えたので投稿してみた。

やらなきゃいけない作業は相変わらずの状況である。
そりゃこんな記事書いたりほかにも注意力を散漫にしたりしていてできるわけもない。