話題のアレの名前が気に入らない

オスプレイ配備で現地もマスコミもてんやわんやである。居住地が基地に近くないのであまり口出しできる立場にないのは承知の上ではあるものの、飛行機について言えばオスプレイに限らずどの機体でも頭の上に100%落ちてこないなんて保証はどこにもないわけだし、そもそも最近よく報道で見かけるシュプレヒコールをあげている人のはたして何割が実際にその近辺に住んでいる地域住民なんだろうなーなどということをつらつら考えもするが、本題はそこではない。

プロペラの角度可変で滑走路が確保できない状況でも離陸しやすく、かつ水平飛行での速度も出そう、というようなアイディアはよく考えたものだと素直に思う。いや、思いつくのは誰でも思いつくことかもしれないが、それを実現しようとして実際形にしてしまうことがえらいというか。いやそれも本題ではない。

輸送機だから本体がでかくなければ意味がない。それはわかる。プロペラの制御機構も複雑だろうから主翼およびプロペラそのものも大型化しなくてはならない。それもわかる。その結果どう間違ってもスマートとは呼べない鈍重なイメージの見た目になってしまうことはまあ、仕方がない。


※画像はWikipediaから拝借


問題はなんでこいつの愛称が「オスプレイ」なのか、ということである。
オスプレイ。和名ではミサゴ。魚を主に食べるタカの仲間、猛禽類である。


※画像はナショナル・ジオグラフィックの日本公式サイトから拝借

こんなにスマートで色合いも渋くてかっこいいミサゴの名前ががなぜあのかっこよさのかけらもない機体の名称として使われなくちゃならんのだ。納得がいかない。だいたい、今まで制式になった軍用機はやれF15/イーグル(鷲)だのF-16/(ファイティング・)ファルコン(隼)だのと種名をあまり特定しない大雑把な猛禽類の分類を愛称として使ってたし、あまつさえつける名前がなくなったといわんばかりにF-22にはラプター猛禽類)なんぞと総称を愛称に使ってたじゃないか。で、開発が順調かどうかも怪しいF-35はライトニングでしょ? なんでせっかくの猛禽シリーズをあんなクソダサい輸送機になんぞ使わなきゃいかん! どうして戦闘機じゃないのよォォォォォーーーーッ



絶対このネタでブログ書いてる先達がひとりやそこらじゃなくいると思うが、検索してその数を確認するのもしゃくなのであえてまず投稿しちゃう。