人が褒めてる舞台見て全然感動できない俺って異端?w

今日見に行ったオペラ(MET公演ライブビューイング:オペラ『テンペスト』トマス・アデス)の感想がWeb上で見る限りどこもかしこも大絶賛で、「なんだこれこんなのテンペストじゃない、こんなもん見るくらいだったらグッスマのミクさんくじ4回引いたほうがまだよかった。畜生ミスった!」と思った俺はやっぱりたぶん感性が腐っているのだろう。

いろいろあるけど一番違和感感じたところについて言えば、「凍ったプロスペローの心を若い恋人たちの愛が溶かす…」みたいなキャプション付く時点でなんか違わないか。そういう劇か、アレ。そういうクソ益体もないコピーは日本のお寒いドラマとか映画だけでもうお腹いっぱいだっつーんですよ。
この際ついでにぱっと見た印象だけで思いっきり暴言吐くけど別にいいよねただのブログだし。プロスペローの言いつけ(「貞節を守るように=婚前交渉とかしてみろぶちころすぞ」)が今日見たオペラ版では省かれてたけど、あのファーディナンドミランダは仮に言いつけがあったとしても親父の目を盗んでどっかでことに及ぶようなタイプに見えた。なんというか清純さとか純朴さみたいなものがかけらも見えねーの。役者の問題か。俺の目の問題か。そうなんだろうなたぶん。

まあね、舞台とかフィギュアの演技とかそういうものは満場一致で大絶賛ってことがまずありえない類のシロモノだからね、しょうがないね。俺の目が腐ってるんだと思います。オペラ見るのほぼ初めてだしな。うん、でもそういう感想抱いちゃったのは事実なのでしょうがない。