入れ物ジプシー@Thinkpad E130

以前の記事で通りすがりさんに紹介していただいていたバッグがアウトレット価格だったので買ってみた。
コメントでのお返事でも書いたが、もともとこっちを買おうかとずいぶん悩んでいた商品だったのでサイズ感などを教えていただいたのはとてもありがたいことでした。その節は感謝しております>通りすがりさん

※アフィ注意


バッファローのBSINH03BKと比較してみて気になったこととか長所短所をまとめゆ。


Pros

  • PC本体以外にもいろいろなものを入れられるのがやはり最大のメリット。画像で見える手前側には2段のポケットがあり、小さい側には薄手のものやUSBメモリなど小物が、大きい側にマウスやACアダプタが入る(こちらはかなりマチが大きいため、E130のアダプタなら底部分に余裕で入る)ほか、見えない背面側にもマジックテープ留めの薄いポケットがある。
  • 底面含めた本体収納部周囲にそこそこ厚みのあるクッション材が入っているので保護性能もそれなりにありそう。BSINH03BKのクッションは薄かったが、これに比べて倍はあろうかという感じ。
  • ハンドルで手持ちにするほか、取り外しのできるショルダーベルトもついているので肩にかけて持つことも可能。PCとバッグだけで2kg近くなるため、肩掛けできるとやはり楽でよろしい。
  • サイズと見た目の割には案外軽い。実はBSINH03BKとの重量差がたったの20gである(BSINH03BK:340g / BAG-NET2BK:360g)。それでいて作りはそれなりに安心感がある。
  • ファスナートップが金属製で長い。冬場に手袋をしているような状況でも動かしやすそう。手袋をしたままPCバッグ開ける必要がはたしてどの程度あるかはさておき。
  • 商品紹介ページにも書いてある「カラフルな内装カラー」が予想外によい。入れたものの視認性が非常に高く、小分けしてあるポケット類と相俟って収納上手気分。


Cons

  • 周辺機器やらすべてをまとめて放り込むとやはりどうしても重い。いや当たり前だし、このバッグの欠点じゃないのは重々わかっているが、それでも本体だけのときに比べて格段に重たく感じる。本体のほかにはACアダプタと有線マウス、小さいリストレストモバイルルーター(007Z)くらいしか入れてないので、実重量としてはそこまで差はないはずなんだけどなぁ…
  • メイン収納部のファスナー周りに本体との接触防止のための措置があまり取られていない。一応、本体の収まるエッジあたりの内装に壁があるため、いったん収納してしまえばモロにファスナーが当たることはおそらく避けられる。が、出し入れするときは直接触れるのが避けられず、かつフルオープンに出来ない(ファスナーの開いた隙間に差し込み/抜き出す形でPC本体を出し入れする)ため、手荒に出し入れすると天板とかに傷をつける恐れがないでもない。
  • ハンドルがちょっとチャチい。よくあるナイロンテープ風で、持ち手にあたる部分を平たく縫ってある感じ。根元はしっかり縫い付けてあるので千切れたりはしないと思うが、ずっと持ってると手にあまり優しくないような気はする。
  • 同様にショルダーベルトには肩パッドがついておらず、細くて食い込むというほどではないにせよ幅もあまり広くないため、やはり長時間かけ続けていると肩が痛くなりそうな予感。
  • 本体のポリエステルは撥水加工らしいが、ファスナーはどう見ても止水ファスナーではなさそうなので浸水するとしたらおそらくここからになる。そして、そのファスナーがトップ部分にでーんとついているわけで、ちょっとした雨ならともかく豪雨のときは注意が要りそう。
  • 「インナーケースとしても使える」ということになっているがさすがに無理があると思う。厚み9cmはインナーケースの範疇ではありますまい。スーツケースに丸ごと放り込むとかなら可能性はあるが、その場合でもハンドルにひっかけて持つほうが自然なサイズじゃなかろうか。


俺は学生なので、やはりテキストやらなんやらを持ち歩かなければならない場合が多く、こちらのバッグだけで移動するのはどう転んでも不可能である。なので、

  1. E130一式と電子関係(ルーターなど)を入れたBAG-NET2BKを肩掛けし、手持ちできる別のバッグにそのほかの必要なものを入れる
  2. E130一式と電子関係(ルーターなど)を入れたBAG-NET2BKを手持ちし、肩掛けのできる別のバッグにそのほかの必要なものを入れる
  3. E130一式とテキスト類などをまとめて放り込めるサイズのでかいバッグにすべてぶち込んで移動(E130はBSINH03BKに入れておく)

のどれかを状況に応じて使い分けるということになりそう。ただ、最後のは当たり前だがバカみたいに重たくなるのであまりやりたくないのが正直なところである。