Galaxy Note(初代:SC-05D)の回線を2年待たずに投げたらちょっと儲かった

これ自体済ませたのは昨年末の話なので今更感が漂うのですけど。


2012年の11月に当時の庭(IS01)回線を生贄にNote2台を召喚してからはや1年と少々。
Noteのうち1台は手元でバリバリ活躍中です。もう1台は入手後あまり日を置かず某買取屋さんに郵送で売ったところ22kくらいになって当初はホクホクしてましたが、後になって初代Noteの買取価格がぐんと上がったのは知っている人なら知っていることですね。10k近く損をしてしまい血の涙に暮れました。

そんなことはともかく、このNote回線×2には「Xiスマホ割」というものがついており、12ヶ月間は基本使用料が割り引かれて0円になっておりました。ので、基本的には維持費が0になる寸法でした。ただし俺の場合、Wi-Fi運用にも関わらず2013年になってdtabが欲しくなり、接続しないのにキャンペーン価格でdtab買うためだけにSPモードとDビデオの契約をせざるを得ず、おかげさまでちょっとよけいにお金がかかりました。こんなんじゃ乞食とは名乗れませんなぁ(ガッカリ ちなみに契約期間中にもDビデオは1度も見てません。というかセットアップすらしてない。解約していい月になった瞬間即解約するところまで想定内です。

で。13ヶ月目以降は780円の基本使用料が発生するようになります。つまり更新月を迎える24ヶ月目までに、まったくDocomoのサービスや回線を利用しなかったとしても10k弱の料金を払う必要があるわけです。そしてこの金額は24ヶ月経過前にDocomoを解約した際に発生する違約金とほぼ同額です。
じゃあ、同じ額払うんなら、使いもしない番号転がしとかないでMNPしちゃえばいいじゃない。

というわけでアンチ林檎の俺ですがiPhone5Cを買うことと相成りました。もちろん使う気なんてこれっぽっちもなしです。なぜこれを選ぶかと言えば理由はただひとつ、販売価格が安いのに買取価格がほかのどれよりも高いからです。買って即売ることを前提とするならこいつ以外に選択肢はありません。今のところ。もちろん基本料金プランのみに即切り替え(ネット関係含め全廃止&オプション系も無料期間とか気にせず全廃止)で最低維持を目論見ます。一昔前の庭ならこれで3円運用もできましたが、現状それが可能となるのは茸のみ。ううう。

ねんがんのiPhoneをついにてにいれた状態にあるとはいえ手持ちのパイがでかい茸さんは相変わらずMNP戦線で食い物にされる比率が高いと見え、禿・庭に比べてキャッシュバック等の条件がよいのですが、あいにくと今回は茸回線がこちらの手持ちなのでその恩恵には与れない。となると庭に行くか禿に行くかという話になるわけですが、禿さんのところは〆日だ複数の縛りだとなにかとやかましいのでそもそも買う気が起きません。しょうがない、庭だ。


さて、細かく書くのはめんどくさいのでイニシャルでかかった金額および今後支払う必要のある金額をざっとまとめて書きますと

  • 転出/転入手数料 2100+3150
  • 端末本体代金   0
  • 基本料金     980*24
  • 初回のみの料金  [315(LTE NET)+5460(LTEフラット)]*約1/3 ←日割りのため
  • 茸違約金     9975

5250+0+21360+約1900+9975=38485 くらい。
厳密に言うとここにさらにApple Care+だかの月額料ともうひとつくらい有料オプションがあったような記憶があるんですが、まあとりあえずこんな感じ。

で、今回も例によってキャッシュバックがついてまいりました。
1回線につき20kのバック&2回線同時であることに対するボーナスが10kついて、2回線で合計50k分。ただし商品券にて。しかもうち30kがJCBなのはありがたいとして、残り20kが量販店のオリジナル券、かつ購入したその店舗しか使えないという限定つき、トドメに期限は発行から2ヶ月ときました。正直あまりありがたくないですが、まあ地方だし。仕方ないよね。

38485*2-50000=26970。
うわっ… わたしのMNP、損しすぎ…? 25k強マイナスとかバカじゃないの…?


そこで端末売却ですよ。だいたいiPhoneとか頼まれても使う気ないし。誰かにプレゼントでもらったとしても速攻で叩き売ります。
今回の一連の契約を終えたのはクリスマスの直前くらいの時期で、その帰り道で郵送買取対応のお店に電話。地方だと買い取り店がそもそもほとんどない上に、買取価格も鼻で笑ってしまうような額しか提示されないのです。配送料金を払っても送ったほうが確実に儲かります。携帯なんてよほどの台数まとめて送るんでもなければゆうパックの最小サイズで余裕ですし。

この時点でのiPhone5C(16GB)の買取価格は38k。つまり端末売却益でイニシャルコスト+今後の維持費がほぼ相殺しきれたことになります。ということはだ、多少使いにくいのも混じってるとはいえ、商品券の50k分はほぼまるまる利益!

案件探す時間とか手間とか含めたら必ずしも得ではない、というか、厳密に言えば「得は得なんだけど、そこまでしてやるほどのことでもないよね」って感じですかね。実際、こういうのに興味があって多少時間の自由がきく知人とかがいれば勧めなくもないですが、そうでもないなら他の人におすすめできるようなもんでもないです。
ただ今回の場合、実際に契約する前の日に同じ量販店に行ったときには「1回線につき10kのキャッシュバック+2回線同時なら10k上乗せで全部で30k」という話だったのが、1日経っただけでなぜか20k増えてたという経緯がありまして、そういう意味では運とタイミングがよかったなあと思った次第であります。

そしてそれ以上に運とタイミング、という話をするなら欠かせないのがiPhone5Cの買取価格について。クリスマス前には5C16GBで今回書いたごとく38k、32GBなら39kとかだったのですが、今日になってふとググって見たら31-32kなどという超絶ナイアガラ振りで思わず目を剥きました。もし年明けでもいーや、などと構えていたら14kの差額が出てたわけで… うわあ恐ろしい。Noteの仇をiPhoneで討つとはこれいかに。