なんか気がついたら虜になってた
「誰だよ四条貴音って… 俺は諫山オリジナルの月のワルツ歌いてーんだよ」
「しかも『四条貴音(原由実)』って表記… ってことはアニメキャラだな? アイマス? あーあのよくわかんない層がプレイしてたやつか(※An×An初代にぞっこんでゲーセン通いが激しかった時期の記憶)」
「銀髪でミステリアス? なのにラーメン大好き? 『面妖な』が口癖? ふーん」
「まあでも見た目はなんかカッコ可愛いね、アイマスのキャラの中では一番好きかな」←実のところこの時点でけっこうヤバい
(この間、数年ほど空く)
(先月あたりから)
「ちょ、なにこれやばいぷちますのたかにゃ超可愛いこの生き物飼ってラーメン与えまくるわ」
「こうなってくるともとのキャラの方ももうちょっと詳しく知りたくなる」
「」←例の『あなた様(ハート』で即死
「」←例の即死ボタンで瞬殺
「なにがぽちっとなだよふざけてんのかこの銀色の王女は俺を殺す気か… あ、殺しに来てるんでしたねいいよ来いよいくらでも殺されてやるよ」
「「「」」」←動画ループで屍々累々
「やっぱお姫ちんは最高だわ、さらにひびたかで光と闇が両方備わり最強に見える。たかゆきだと逆に真がおかしくなって死ぬ」
※ゆきまこに違和感がなさすぎるのでそっちはそっちで崩していただきたくないのです
「AKB? ももクロ? カッ! ゴミだね。時代はアイマス」
※別に俺がもともとAKBやももクロを推してたというような事実はない
とりあえずルックスは昔から好きだったんですけど二次創作とか含めいろいろ見てるうちに気がついたらどっぷり溺れていました。これが恋か。違う。
でもお姫ちんかわいいよお姫ちん。原由実さん声の幅広いよ由実さん。月のワルツは所詮二番煎じだろとか思っててごめんなさい。
ゲームのほうのアイマス触ったことないしグリマスもモバマスも知らないのにアイマスの映画観に行ってみようかとか思ってる俺はもしかしなくてもアホだと思う。貴音さんの出番あんまりないらしいからやめとくか。
深夜、誰に頼まれてもいないのにニコニコの件の動画にブチ込んだ訳詞@貴音さんVer
貴方様はなぜわたくしの前にいらしたのですか
庭の花々はいまだ蕾のまま
花開くのを待つのにもう飽いたのです
共にいてください、二度と心折れぬように
わたくしを甘美な世界にお連れになったのは貴方様
その光景と共に、貴方様が常にわたくしの心に
貴方様が何を欲しようと、ずっと御前でお待ちしております
今こそお手をのばして触れてください
わたくし、ぐるぐるとろけっとのよう 中心にはいつもあなた様
だって抱きしめてほしいのです 今すぐに
ちょこれーと絶ちをせねばならぬとは、なんと面妖な
わたくしが差し上げた分をまだひとつお持ちでしょう
それが正しいか誤りかは問題ではございません
ずっとちょこれーとを我慢する今生を送るくらいなら
いっそ逝ってしまったほうがよいというもの
わたくしの申す意味はおわかりでしょう? 存じておりますよ
お心に従えば運命(さだめ)が訪れましょう
今よりもまこと素晴らしい人生が始まるのです
わたくしの思いは貴方様へ巡ります 月が惑星を巡るがごとく
わたくしは抱きしめてほしいのです 今すぐに!
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「それらしく古語っぽい言葉遣いにして二人称は貴方様にしてついでにどっかで面妖なって言わせとけばお姫ちんっぽくなるとか思って書いてるだろコレお前の人生以上に底が浅いんだよ莫迦じゃねえの」
「ひとつとして返す言葉もございませんほんとうにごめんなさい」
まあ二人称貴方様とついでに一人称はもちろん「わたくし」(漢字で「私」だと読みがわたしかわたくしかはっきりしないじゃん?)、それに伝家の宝刀「面妖な」(ただし使いすぎはNG)、あとはカタカナ使わない、ってのは基本のキですよね。これだけでだいぶそれらしくなる。あとは敬語、それと古語風の言葉遣い。ここは巷にあふれるSSとか適当に見てても見事なほどにブレまくりなので書き手の数だけ正解があるのでしょう。
意訳がひとつ前の記事の一般向けVerより尚ひどくなっているのはもうどうしようもない、っていうかむしろこっちの貴音さんVerを先に仕上げてるので必然である。そこから多少フィードバックがあった一般向けですらあの惨状だったんだからしょうがない。
フィードバックって点で言えば第一スタンザ最後の二行、「わたくしを甘美な世界にお連れになったのは貴方様/その光景と共に、貴方様が常にわたくしの心に」はもうちょっとどうにかしようがあったと今更嘆いても後の祭り。StrawberryはChocolateと同じ甘いものでありながら新鮮なもの(初めて知った恋の味的な)であるはずだし、対比としてのChocolateはともすれば中毒になりそうなほど甘くて痺れるものなんだからそれを「甘美な世界」だけで括ってしまうのはちょっとあんまりじゃなかったか。それに二行目のほうも共に/心にで押韻したのはいいけどそこだけじゃん凝ったの。一般向けのほうでは「甘い世界」→(あえて目ではなく)「胸に」焼きつくあなた、という構図で胸焼けしそうなほど甘い恋みたいな連想ができていいんじゃないかなとか思ったのに ってもうほんとどうでもいい
あ、でもね、あれなんですよお姫ちんはあくまで自分からは踏み込めないんですよ、だからこそ「ぐるぐるとろけっとのように」(このね、ひらがなの「ろけっと」の妙な破壊力ったらないね、ぐるぐる回るんだったらどっちかつーと衛星なんじゃねーのとか無粋なこと言う奴は豆腐の角で頭ぶつけて死ねばいい)go round and roundしてるけど手を伸ばしてくれないかなーって言ってるわけでかわいいなあもう 俺気持ち悪いなあもう
基本的には自制がきいているように見えてその実、自分がなにかこうと思って動いてるときには相手の都合とか聞く耳持ってない感じだと思うんですよ貴音さんって人は。なのでこの訳詞も一見まともに会話してるようでその実自分の言いたいことだけ言ってる感じに… なってるかどうかはまた別の話。
「わたくしは抱きしめてほしいのです 今すぐに!」とか照れとか一切抜きで命令って風でもなく真顔で言いそうだから困る。だがそこがいい。理性的で聡明で間違っても駄々とかこねそうにない貴音さんにこそこういうこと言わせたい。年相応にわがまま言うんですよ、でもあくまで王女として。わかってたけどここ最近俺今まで以上に頭おかしい。でもこの最後の行、自分で書いててなんですけど結構気に入ってるんですバカじゃないのはいマジごめんなさい
一つ前の記事でも書きましたけどマジでこの歌、チョコレートがラーメンになってたらお姫ちんVerとしてぴったりだったんじゃないのかな、っていう。恋愛の歌としてはどうにもならなくなりますけど。
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追記
うp主さんがあのアホみたいな英語詞+訳詞大量投下にTwitterで反応してくださってる。やべえすげえうれしい。